@article{oai:nifs-repository.repo.nii.ac.jp:00011260, author = {NAKAMURA, Hiroaki and FUJIWARA, Susumu and HATANO, Yuji}, issue = {10}, journal = {プラズマ・核融合学会誌}, month = {Oct}, note = {0000-0002-0593-8810, トリチウムの生体への影響は,トリチウム由来の線の飛程が水中や細胞中で数ミクロン程度と短いため,外部被ばくが問題となることはなく,内部被ばくに対する防護が重要となってくる.国内外の研究者によりマウスなどを用いての研究など同分野の研究は広く行われてきている.一方,我々は現実の生体そのものの階層ではなく,原子分子レベルの階層に絞り,トリチウムが生体分子(DNA)へ与える影響を分子動力学シミュレーションで解き明かすと共に,それにより生体分子の損傷機構解明をめざしてきた.さらに,シミュレーションと相補的に,蛍光顕微鏡を用いたDNA 一分子観察法によりトリチウム水中でのDNA の二本鎖切断メカニズムの測定も行ってきている.このような研究の試みは,複雑な生命体そのものに短絡的に結びつけるには,いまだ隔たりがあるが,生体分子そのもののトリチウム影響の必要な基礎情報の蓄積をめざすものである.このように核融合研究で培ってきたシミュレーション技法・測定技法を用いた「トリチウムの影響評価」の試みを紹介する.}, pages = {561--567}, title = {分子動力学法を用いた生体高分子のトリチウム誘起壊変 シミュレーションと精度評価のための実験系の構築}, volume = {97}, year = {2021} }